宝珠寺の松 スケッチ

描きはじめてから2ヶ月くらい、やっと完成させました。

早朝、我が家から八王子で高速。勝沼で降りて、甲州街道から広域農道を使って櫛形まで片道3時間。
着いたら、すぐにスケッチを開始。夕方、また国分寺まで帰宅。そんな繰り返しでした。

もともと、一日で描くつもりが、描きはじめたら「もうちょっと。もうちょっと。」と紙を継ぎ足して
気がついたらF8のスケッチブック18枚。横が3メートルという巨大なスケッチになってしまいました。
こんなにひたすら描いたのはひさしぶりで、とても楽しいスケッチでした。

松の樹はたくさん見てきましたが、この樹はどこにも見たことのない、本当に不可思議にねじり曲がった樹型です。
想像するには、ある年月経ってから、人為的に曲げたのではないかと思いますが、またその後もほおっておかれて
今のような樹型になったのではと推察します。(違うかもしれませんが)
他でも書きましたが、真直ぐに天に向かってすくっと立つ樹も悪くないのですが、
こういう、不自然に悶えねじれ曲がった樹に共感を感じてしまうのです。
ぜひ、一度ホンモノの樹を御覧ください。

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1999年 135cm×300cm

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