「二年に一度、四回目の展覧会になりました。
毎回何か変わってゆくような、育ってゆくような・・・。題材から多くのことを学ばせてもらい
自分が素直になっているような気が・・・。(普段はなかなかそうはいきません)
思いきった創作が出来 晴れ晴れとした気分になります。
そして次の瞬間 欠点が見えてきて 一つ一つ大事にクリアしてゆく自分がいます。
不自由なからだになりましたが 命あるかぎり仕事にあけくれてゆきたいと思います。」
伊藤髟耳
(伊東髟耳の世界展案内状より抜粋)
たまたま展という名称が示している通り、集まったメンバーの作品は統一感がまるでなく、雑多な展示になっています。
いろいろな表現が交錯していて、僕の感覚から言えば、かなりへんな展覧会だったように思います。
その意味で、展覧会の統一的な盛り上がりには欠けますが、そのかわり、それぞれが、それぞれのスタンスで画面に向かっている
そんな自由な雰囲気はあるのではと自負しています。
もちろん、だからそれでいいというものでもなく、この展覧会のいい所、悪い所を十分に検討した上で
今後は違ったアプローチをしていかなければという思いもみんなの中にある様です。
今後の展開を期待しつつ、御覧いただければ幸いです。(コメント伊東)