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「たまたま3+1×5」日本画展作品集

2004年7月14日〜7月20日
松坂屋別巻4Fギャラリー(銀座)
伊藤髟耳と多摩美術大学日本画卒業生たちによる展示

「二年に一度、四回目の展覧会になりました。
毎回何か変わってゆくような、育ってゆくような・・・。題材から多くのことを学ばせてもらい
自分が素直になっているような気が・・・。(普段はなかなかそうはいきません)
思いきった創作が出来 晴れ晴れとした気分になります。
そして次の瞬間 欠点が見えてきて 一つ一つ大事にクリアしてゆく自分がいます。
不自由なからだになりましたが 命あるかぎり仕事にあけくれてゆきたいと思います。」

伊藤髟耳

(伊東髟耳の世界展案内状より抜粋)

たまたま展という名称が示している通り、集まったメンバーの作品は統一感がまるでなく、雑多な展示になっています。
いろいろな表現が交錯していて、僕の感覚から言えば、かなりへんな展覧会だったように思います。
その意味で、展覧会の統一的な盛り上がりには欠けますが、そのかわり、それぞれが、それぞれのスタンスで画面に向かっている
そんな自由な雰囲気はあるのではと自負しています。

もちろん、だからそれでいいというものでもなく、この展覧会のいい所、悪い所を十分に検討した上で
今後は違ったアプローチをしていかなければという思いもみんなの中にある様です。

今後の展開を期待しつつ、御覧いただければ幸いです。(コメント伊東) 

伊藤 髟耳

三輪 真

金澤 一幸

野崎 和弘

伊東 正次

山本 一博

小宮 真一郎

名尾 光次郎

林 克彦

江口 暢彌

清水 智和