樹として言えば、とても充実した立派な幹に一面に広がる枝振り、それに所狭しと盛り柵花と今までに見た椿の中でも一番と言えるかもしれません。 ただ、絵を描くとなると、あまりに立派すぎて、きっかけがつかめないようなそんなみごとな樹でした。是非一回は見てみて欲しい椿です。
(日本画家伊東正次の襖絵)