愛媛の山間部の樹を巡っていると、
					「こんな所に」というような所に結構立派なお宮があって驚くことがあります。
					上宮とか下宮とかあって、一概には言えないと思うのですが、(あくまで僕の推測ですが)
					昔は回りに立派な集落があったのではないかと思うのです。
					
					大きな桜の樹があるような所は特にそうですが、
					集落の人たちは町におりてしまい、桜だけが取り残されている風景って結構あります。
					
					この神社などもそういう一つではないかと
					暑い夏の日差しに照らされながら、誰一人いない境内でぼーっと考えていました。
(日本画家伊東正次の襖絵)
						
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