これも近くを通りながら地図で見つけました。ウチワサボテン、以前に襖絵で描きましたが、10年以上前にトルコで見かけたウチワサボテンはここぞとばかりに、回りの草木をおしのけて、広がっていました。日本では滅多にこういう光景って見かけませんが、初めてそういう類いのサボテンを見ました。まだ、日本だと冬場は気候が寒く、霜が降りたりすれば、サボテンの樹勢も弱まるのでしょうが、温暖な気候ではこれが、辺り一面広がって行くのでしょう。サボテンの生命力ってかなりなもので、地下茎も相当太く、葉っぱもごらんの通り、堅く丈夫で、おまけにとげが凄いです。これががんがん繁殖しはじめたら大変なことになるのでは。人間でも動物でも、こんな中にほおり出されたら・・・。と思うとぞっとしますね。
(日本画家伊東正次の襖絵)