5月9日4時頃大久野の藤を見にゆく。西福寺に車を止めて、歩くこと10分。山の中腹に花が見える。
満開である。藤の花は樹のてっぺんで気持ちよさそうにゆらいでいるが、
その幹は薄暗いドーム状の中心にあって大蛇がのたうつように見える。
ほかの樹に巻き付いて締め上げている様子は花の優雅さからは、想像もつかない。
桜とはまた違った情念を感じる。絵にしてみたいが、幹と花をどう1つの画面に収めるかが難しい。
(日本画家伊東正次の襖絵)
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満開の花は樹のてっぺんに |
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こちらはそばの棚の花です。 |
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樹を斜下から見た所です。 |
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斜面上から見下ろすと |
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