野心的に、意欲的に若者らしくチャレンジしてゆく画面は迫力がありました。
メンバーに入る前の作品の資料もファイルにきちんと整理し見やすいようにしておられ、
そこにはコンテンポラリーの作品の写真を見る事が出来ました。
発表作品は四国のふるさとをほうふつさせる、松とか巨石をふす間風の画面に大作として表現された。
来られたかたがたはその迫力にびっくりしていたようです。
「この作品を描いたかたが先生ですか。」と私にたずねてこられたので私もなんといって良いのか、
動揺している自分にはずかしく思っています。無所属として制作されているようです。
自然の持つフォルムを追求し、画面の中でもっと時間をかけ、
その自然の色、線や形を追求する事で生命力のある作品になる事を願っています。
二〇〇四年七月
伊藤 髟耳
![]() |
やっつけ仕事をしている間は、いつまでたっても今のままです。成長あるのみ。ガンバンなきゃ。 |