三年のつき合いでみごとに開花した作家と思っています。存在感を感じています。
心象表現を中心とした作品は公募展ではみられない世界です。野心とか欲の影が見られないのです。
絵にとってもっとも大事な事で、ゆくゆくはそのような絵を描けたらと私も思っています。
それが本当の絵の役目だと思っています。品まで感じるのは私だけでしょうか。
予備校の仕事をしながらの作画、相乗効果があるようです。
なんとなくふあんとした、あたたかい人柄は作品にも伝わっているようです。
指導者としても魅力があるのではと思っています。
また若者達からも吸収しながら柔軟に作家活動が続けて欲しいと思っています。
二〇〇四年七月
伊藤 髟耳
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これは、いったいなんなのでしょうか?球根だそうです。 |