第15回臥龍桜日本画大賞展

宮村展 2004年4月17日〜5月9日(飛騨位山文化交流館)
岐阜展 2004年6月22日〜6月27日(岐阜県立美術館)
主催 岐阜県宮村

一年くらい前から、コンクールに出品することにし始めました。
そして今回、始めて、優秀賞をいただきました。
今までは、団体展の雰囲気が体質にあわず、ほとんど個展とグループ展でのみ発表してきたため、
ある意味、社会に背を向けてきたようなところもありました。
が、最近、社会的な評価もそれはそれとして、大切な面もあるのかなと考えるようになりました。
、「賞をとった、とらない。」「入選した、しない。」で、一喜一憂する年令でもなくなってきたような気もするし・・・。


単純に、評価をいただけるということは、嬉しくて励みにもなります。

僕なりに、自分の道筋もおぼろげにではありますが、見えてきている部分もあって、
しばらくコンクールに挑戦してゆきたいと思っています。

先日、NHKの土曜美の朝でマヤマックスさんが
「性根(心根)を正しく持ってさえいれば、イメージは自ずと湧いてくる。」
というような主旨の発言をされていて、なるほどそうかも知れないと。思った今日この頃です。

これを機に、さらに精進してゆきたいと思っています。

2004.4.17

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飛騨位山文化交流館木造のちょっと小学校の校舎を思わせる建物でした。

初日、授賞式に出席しました。

優秀賞をいただきました。

一家で旅行も兼ねて。

向かって左が奨励賞の藩さんの作品です。

大賞の松村ちひろさん。
じっくり対象と向き合って描いている好感を持てる作品でした。
こういうスタンスで対象と画面と向き合っている松村さんのから大いに学ぶ物がありました。
スピーチも、だいぶ緊張していらっしゃった様でした。が、
「焼かれた野原への郷愁と同時に、そこから芽生えが始まっていることへの驚きを絵にしようとした。」というような内容で(まちがっていたらすみません。)
なかなか面白かったです。今後の活躍を祈っています。

いつもだとまだ咲き始めという感じだそうですが、
今年は例年になく早く咲いて、満開の臥龍桜を観ることができました。
美しい桜でした。