御嵩山の根上り杉?

東京都青梅市御岳山
(2002年4月)

ロープーウェイの登り口から参道を歩いていくと、道々、ほとんどの樹が根上状態になっています。
はっきりした理由は分かりませんが、参道をアスファルトで埋めたせいで雨が降った後、
道を水が流れてこのような状態になったのではないかと推測はしますが、はっきりしたことはわかりません。
いずれ、ほとんどの樹が2、3メートル根が露出しているので、倒れかけている樹もあります。
自然の保全と言う面から言えば、好ましい状態ではありませんが、
僕のように、絵を描く側から見ると、とてもおもしろい風景になっています。
一見、たいした太さの樹でなくても、根が露出しているとその樹のたくましさに驚かされます。
また、いつか画題として取り上げて見たいと思っています。

                        (日本画家伊東正次の襖絵)

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こんなに露出していて大丈夫でしょうか。

これなんかもすごいです。

幹周りは1メートルもありませんが、それでも、根っこはこれです。

下から見上げてもおもしろいですね。